投資興味をもちがはじめたけど、「証券口座はどこにしよう?」「一か所だけでいいのかな?」など、悩んではいませんか?
この記事では、証券口座を複数もつ場合のメリットやデメリット、そして注意点をお話しします。
わかりやすく解説しますので、一緒にゆっくり学んでいきましょう!
証券口座を複数持つってどういうこと?
まず、ものすごく基本的なことを確認してみましょう。
証券口座とは、株や投資信託などを買ったり売ったりするための特別な口座のことですよね。
銀行口座とは違って、投資のために使います。
そして、その証券口座を複数もつというのは、たとえば、楽天証券とSBI証券など、違う会社の証券口座を2つ以上持つことをいいます。
証券口座を複数持つメリット
では、証券口座を複数持つとどんないいことがあるのでしょうか?
投資の選択肢が広がる
証券会社によって取り扱っている商品が違います。
どこででも商品もありますが、すべての商品がそろっている証券口座はありません。
なので、複数の口座があれば、より多くの投資先から選ふことができます。
リスク分散になる
万がいち、どこか1つの証券会社でシステムトラブルが起きても、別の会社の口座があれば安心ですね。
手数料の比較ができる
証券会社によって手数料が違います。
複数持っていれば、その場合に応じて、安い方を選べる機会もあるでしょう。
特典やキャンペーンを活用できる
証券会社ごとに、さまざまな特典やキャンペーンがあります。
複数持っていれば、お得な情報をたくさんゲットできそうですね!
証券口座を複数持つデメリット
でも、いいことばかりじゃありません。
デメリットも考えられます。
管理が大変
口座が増えると、それだけIDやパスワードも増えます。
それに、複数の証券口座で商品を購入するようになると、お金が分散されるので、全体の資産を把握するのが難しくなる可能性も。
しっかり管理する必要がうまれそうですね。
確定申告が必要になることも
複数の証券口座で取引すると、確定申告が必要になる場合があります。
経験がないと、最初はすこし大変に感じるかもしれません。
証券口座を複数持つときの注意点
また、証券口座を複数持つときには、いくつか注意点があります。
NISA口座は一か所だけ
NISA(ニーサ)という、投資で得た利益が非課税になる制度があります。
でも、このNISA口座は1人1口座しか持てないんです。
ちなみに、NISAって何?といいますと、年間の投資枠が決まっていて、その範囲内で投資すると、儲けた分に税金がかからない制度です。
その制度を利用できるのが、NISA口座ですね。
NISAはおトクな制度なので、ぜひ利用したいですが、1人1口座です。
どの証券会社で、NISA口座を開設するか、よく考えて決めましょう。
NISA口座の金融機関を変更することはできるみたいですが、めんどうですよね。
おちついて資産運用するためにも、NISA口座をつくる金融機関(証券口座)は、しっかり選んでね!
複数の口座で同じ株
複数の口座で同じ株を買う場合は、クレジットカードを活用してポイントを得るなど、メリットもあります。
でも、複数の口座で同じ株を買っても、株主優待は1人分しかもらえません。
それに、損益通算に確定申告が必要になる可能性も。
また、管理する手間が少し増えるなどのデメリットも感じるかもしれません。
よく確認したうえで、口座を使い分けましょう。
手数料の確認を忘れずに
証券会社によって手数料が違います。
せっかく複数もつのなら、その都度確認して、より安いところで取引しましょう。
手数料も積み重なると大きく膨らんでしまいます。
まとめ:証券口座、複数持つ?それとも一つだけ?
この記事では、証券口座を複数持つことのメリットやデメリット、注意点について確認してきました。
では、結局のところ、複数持つべきなのでしょうか?
正解は「人それぞれ」です。
投資初心者のうちは、まずは一つの証券口座でじっくり投資を学んでみるのがいいかもしれません。
そして、慣れてきたら、少しずつ口座を増やしていくのも一つの方法です。
大切なのは、自分に合った投資スタイルを見つけること。
無理して複数の口座を持つ必要はありません。
でも、メリットを活かせそうだと感じたら、チャレンジしてみるのもいいですね。
投資の世界は奥が深いですが、一歩ずつ進んでいけば、きっと楽しい発見がたくさんあるはずです。
わたしたちの投資生活が素敵なものになりますように。
ともに歩んでいきましょう!
最後になりましたが、投資は自己責任で行うものです。
わからないときは、専門家に相談してくださいね。
証券会社の窓口や、信頼できる投資の先輩に相談しよう!
だけど、最終的な決定をするのは自分だよ!
今わかること、できることから少しずつ取り組んでね♪
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