この記事では、投資信託の選び方について、わかりやすくお話しします。
何事も、はじめはむつかしそうに感じるものですが、大丈夫。
一緒に楽しく学んでいきましょう!
投資信託って何?
まずは、投資信託について簡単に説明しますね。
投資信託は、たくさんの人からお金を集めて、専門家が株や債券などに投資する金融商品です。
少額から始められるので、初心者の方にもおすすめといわれています。
投資信託にはどんな種類があるの?
投資信託には、いろいろな種類があります。主なものを紹介しますね。
- 株式投資信託:主に株式に投資するタイプです。
- 債券投資信託:主に債券(国債や社債)に投資するタイプです。
- バランス型投資信託:株式と債券をバランスよく組み合わせたタイプです。
- インデックスファンド:日経平均株価などの指数に連動するように運用されるファンドです。
それぞれ特徴が違うので、自分に合ったものを選ぶことが大切です。
投資信託を選ぶときのチェックポイント
さて、投資信託を選ぶときは、どんなことに気をつければいいのでしょうか?
以下の5つのポイントをチェックしてみましょう。
運用方針
ファンドがどんな方針で運用されているか確認しましょう。
自分の投資目的に合っているかどうかが大切です。
過去の運用実績
過去の成績を見てみましょう。
もちろん、過去の実績が必ずしも将来の成績を保証するわけではありません。
だけど、実績も知らずに購入するのは危険ですよね。
手数料
購入時や、運用中にかかる手数料を確認しましょう。
少額でも、積み重なると大きくなってしまうので、手数料は軽視できません。
リスク
どの程度のリスクがあるのか確認しましょう。
自分のリスク許容度に合っているかどうかが重要です。
純資産総額
ファンドの規模を表す指標です。
投資信託の選び方
では、具体的な投資信託の選び方について、もう少し詳しくお話ししますね。
1. 自分の投資目的を明確にする
まずは、なぜ投資をしたいのか、目的をはっきりさせましょう。
老後の資金づくりなのか、子どもの教育資金なのか、それとも単純に資産を増やしたいのか。
2. 投資期間を決める
次に、どのくらいの期間投資を続けるのかを決めましょう。
短期(1年未満)、中期(1~5年)、長期(5年以上)で選ぶべきファンドが変わってきます。
一般的に、長期投資の方がリスクを抑えられると言われています。
あなたの目的に必要な期間はどのくらいでしょうか。
3. リスク許容度を考える
自分がどのくらいのリスクまで許容できるか考えましょう。
リスク許容度とは、投資をするにあたり、どの程度のリスクなら許容できるのかということです。
購入した金融商品が値下がり(元本割れ)したとき、あなたは何円までなら大丈夫でしょうか。
それは、経済的にだけではなく、精神的にもです。
資産と気持ちの両面から、一度考えてみましょう。
4. 分散投資を心がける
「卵はひとつのカゴに盛るな」という表現があります。
卵を全部ひとつのカゴに入れておくと、そのカゴを落としてしまったら、大損失。
でも、カゴをわけて少しずつ入れておけば、ひとつのカゴに問題が起こっても、ほかのカゴのたまごで難をしのげるかもしれません。
投資も同じで、一つのファンドに集中するのではなく、複数のファンドに分散して投資することで、リスクを軽減できます。
5. NISAの活用を検討する
NISAを利用すると、一定額まで投資の利益にかかる税金が非課税になります。
特に、つみたてNISAは長期・積立投資に向いているので、初心者の方におすすめです。
初心者におすすめの投資信託
最後に、投資初心者の方におすすめの投資信託をいくつか紹介しますね。
つみたてNISA対象ファンド
つみたてNISAで購入できるファンドは、手数料が低く、長期投資に適しています。
それに、比較的安全な商品が選ばれているといわれています。
インデックスファンド
日経平均株価などの指数に連動するファンドです。
バランスファンド
株式と債券をバランスよく組み合わせて運用するファンドです。
リスクを抑えながら、安定したリターンを目指します。
これらのファンドは、リスクが比較的低く、長期的な資産形成に向いています。初めての投資でも安心して始められますよ。
まとめ
最後まで読んでくださり、ありがとうございます!
でも、「結局どれを買えばいいの?」と感じている方もいらっしゃるかもしれませんね。
私も、投資をはじめたころは、そうでした。
そこで、私が実践したのは、
↓ 「3000円投資生活」です。
私が始めたのは、2019年の春で、この本も初版のころでした。
5年すぎた今では、購入すべきファンドも、分散の割合も変化しています。
でも、この本が改定されるたびに購入して、購入する投資信託を見直し、3割ほどの利益も出せました。
投資は自己責任ですし、この本が合わないかたもいらっしゃるかもしれません。
だけど、右も左もわからない、本当に初めてのときは、実績を出しているという手法に、少額で取り組んでみるのもひとつの選択肢かと思います。
もしくは、証券会社や銀行の窓口で相談してみるのもいいかもしれませんね。
投資の世界は広くて奥深いですが、一歩ずつ進んでいけば、きっと素敵な発見があるはずです。
一緒に、ステキな未来を作っていきましょう!
参考情報:
常陽銀行:https://www.joyobank.co.jp/woman/column/201506_04.html
オリックス銀行:https://www.orixbank.co.jp/column/article/152/
東証マネ部!:https://money-bu-jpx.com/news/article036607/