海外ETFをはじめて買ったとき、注文を出したETFの「買付代金」以外に、「自動スイープ」や「見直し代金」というお金が動いていて、おどろきました。
これらは、自動的に清算してくれたような感じなので、私たちがなにかする必要はありません。
でも、この機会にどういったものか、ちゃんと知っておこうと思いまして、調べたことをわかりやすくまとめておきます。
ETF購入時の自動スイープとは?
まず、「自動スイープ」ですが、これは、とっても便利な機能なんです。
自動スイープとは、証券口座と銀行口座を連携させて、ETFを購入する時に必要なお金を自動的に移動させてくれるサービスです。
お財布からお金を取り出す手間を省いてくれるようなものですね。
例えば、証券口座に1万円しかないけど、2万円のETFを買いたい時。自動スイープがあれば、不足分の1万円を自動的に銀行口座から証券口座に移してくれるんです。
(証券会社により異なりますが、基本、事前に設定しておく必要があります。)
ETF購入時の見直し代金とは?
次に、「見直し代金」ですね。
見直し代金は、ETFを購入する時に発生することがある追加の代金のことです。
なぜ発生するのかというと、ETFの価格が常に変動しているから。
例えば、夜中にETFの購入注文を出したとしましょう。
でも、実際に取引が行われるのは翌日の朝になります。
その間にETFの価格が上がってしまうと、最初に計算した金額では足りなくなってしまうんですね。
その不足分が「見直し代金」というわけです。
自動スイープや見直し代金が発生したとき、どうすればいいの?
自動スイープや見直し代金が発生したとき、私たちは特に何もする必要はありません。
自動スイープは、その名の通り「自動」で行われます。
必要なお金が銀行口座から証券口座に移動するので、私たちが手動で操作する必要はないんです。
また、見直し代金も同じです。
不足分が自動的に計算されて、必要なら自動スイープで補充されます。
ただし、銀行口座に十分な残高がないと、処理してもらうことができません。
注文を出すときには、口座の残高が十分なことを確認しておきましょう。
自動スイープ 見直し代金 注意点
ここで、いくつかの注意点もまとめておきますね。
- 自動スイープを利用するには、事前に設定が必要な場合があります。
証券会社のウェブサイトや説明書をよく確認してくださいね。 - 見直し代金が発生する可能性を考えて、銀行口座には少し多めにお金を入れておくと安心です。
- 取引履歴は定期的にチェックしましょう。
自動スイープや見直し代金の動きを確認できます。 - わからないことがあれば、遠慮なく証券会社のサポートに問い合わせてみましょう。
まとめ
自動スイープや見直し代金は、私たちの投資をスムーズにするための便利な仕組みです。
はじめて直面すると「え…何?汗」と、すこしあせるかもしれませんが、すぐに慣れてしまいます。
あせらず、一歩ずつ学んでいきましょう!
参考URL:
https://www.rakuten-sec.co.jp/web/bank/auto-sweep.html
https://www.sbisec.co.jp/ETGate/WPLETmgR001Control?OutSide=on&burl=search_home&cat1=home&cat2=service&dir=service&file=home_shinsei_sweep_01.html&getFlg=on
https://www.rakuten-sec.co.jp/web/info/info20210405-01.html
https://kabukiso.com/column/security/rakuten_kabutsumi.html