この記事では、「分散投資」についてお話しします。
分散投資の必要性や、メリット・デメリットについて、わかりやすく説明しますので、一緒に学んでいきましょう。
分散投資とは?
分散投資とは、資産を一つの投資先に集中させず、複数の異なる投資先に分けて投資する方法です。
例えば、卵を一つのカゴに全部入れてしまうと、そのカゴがひっくり返ったときに卵が全部割れてしまいますよね。
でも、いくつかのカゴに分けて入れておけば、一つのカゴがダメになっても、他のカゴの卵は無事です。
なぜ分散投資が必要か?
分散投資が必要なのは、リスクを抑えるためです。
一つの投資先に全てのお金を注ぎ込むと、その投資先がうまくいかなかったときに大きな損失をうける可能性があります。
だけど、複数の投資先に分けておけば、どれか一つが失敗しても、他の投資先でカバーできるかもしれません。
「では、いくつにわければいいのか?」といいますと、それは人それぞれ。
年齢や投資資金、いつまでにいくら資産を形成したいのかなどによって異なります。
それに、最初からしっかりと分散投資できなくても大丈夫です。
最初は何かひとつ、少額から始めてみましょう。
少額でも投資を始めると、投資への関心が高まります。
そうして、少しずつ勉強し、経験しながら、分散投資を広げていくといいですね。
分散投資のメリット
分散投資の最大のメリットは、リスクを抑えやすいことです。
分散投資には、いろいろなやり方があります。
例えば、株式なら、国や業種のちがう複数企業に分散投資する。
投資信託なら、先進国と途上国、国内と国外など、反対の個性をもつ商品を少しずつ積立する。
といった選択肢もあるでしょう。
また、株式だけでなく債券や不動産にも投資したり、純金積み立てをすることで、異なる値動きをする資産を組み合わせることもできます。
そうすれば、一つの資産が値下がりしても、他の資産でその損失を補える可能性があります。
また、分散投資は安定した運用が期待できるため、長期的な資産形成に向いています。
分散投資のデメリット
一方で、分散投資にはデメリットもあります。
リスクを抑えられるため、短期的に大きなリターンを得るのは難しいかもしれません。
また、複数の投資先を管理する手間が増えるかもしれませんね。
でも、管理や分析が得意でなければ、投資信託など、分散投資を簡単に行える商品やサービスを利用するという方法もありますよ。
まとめ
分散投資とは、リスクを抑えつつ安定した運用を目指すための投資方法です。
だからといって、最初から何種類もの商品を買う必要はありません。
すこしずつ増やして、慣れていけばいいのです。
まずは、少額から始めてみて、徐々に投資先を増やしていくと良いでしょう。
これからの資産運用に、長期目線で分散投資を取り入れてみてくださいね。
私も最初は、3000円の積立投資(投資信託のインデックスファンド)からはじめました。
お金って、追いかけまわすと逃げちゃうんだよね★
投資はいきなり大きく稼ごうとせずに、一歩ずつ着実に成長しよう!
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