この記事では、専業主婦の年金について、わかりやすくお話ししていきます。
将来の生活に不安を感じている方も多いのではないでしょうか？
大丈夫、一緒に理解していきましょう。
専業主婦の年金、本当に廃止されるの？
まず、私たちが気になっている「専業主婦の年金廃止」ですね。
これは、完全な廃止が決まったわけではありません。
でも、見直しの議論は進んでいます。
早ければ、2025年にも何らかの変更があるかもしれませんね。
でも、あわてなくても大丈夫です。
もう少しくわしく説明していきますね。
なぜ専業主婦の年金制度を見直そうとしているの？
専業主婦の年金制度（第3号被保険者制度）が見直されようとしている理由はいくつかあります：
- 時代にそぐわなくなってきた
- 労働力不足の解消
- 社会保障費の増加問題
とくに、2025年には団塊世代が75歳以上になり、社会保障費がさらに増えることが心配されています。
そのため、より多くの人から保険料を集める必要があるようですね。
専業主婦の年金廃止で、家計への影響は？
もし専業主婦の年金制度が廃止されたら、社会保険料を自己負担することになります。
なので、家計への影響は避けられませんね。
保険料は、収入などにより異なります。
でも、例えば、45歳の方がパートで年収100万円の場合ですと、年間15万円以上の負担増になる可能性があります。
内訳（目安）は以下の通りです：
- 厚生年金保険料：年間約9.7万円
- 健康保険料：年間約6.2万円
- 雇用保険料：年間約0.6万円
年間とはいえ、手痛い出費ですね。汗
でも、自分で保険料を払うと、将来の年金が増えていくんですよね。
だから、可能であれば、バリバリ働いちゃうのもいいのかも？
なにより、完全撤廃が決定したわけではないから、心配しすぎるのも良くないね！
だけど、撤廃していくという方向性はもう決まったみたいだから、情報を集めて、対処していこう！
専業主婦はいくらの年金をもらえるの？
そして、もうひとつ気になるのが「専業主婦の年金額」ですよね。
現在の制度（2024年12月）では、専業主婦の私たちも、基礎年金を受け取ることができます。
2024年度の基礎年金満額は、年間で約78万円（月額6.5万円）です。
ただし、これは40年間保険料を納めた場合の金額です。
実際の受給額は、加入期間によって変わってきます。
夫が先に亡くなったら、専業主婦の年金はどうなるの？
夫が亡くなった場合、遺族（専業主婦）の方は「遺族年金」を受け取ることができます。
遺族年金の額は、夫の加入していた年金制度や加入期間によって変わります。
一般的に、夫の老齢厚生年金の75%が支給されます。
また、条件によっては基礎年金と遺族年金の両方を受け取れる場合もあります。
専業主婦も年金を繰り下げるべき？
年金の繰り下げ受給は、専業主婦の方にとっても検討する価値があります。
繰り下げ受給とは、受給開始を65歳よりも遅らせることで、受給額を増やす仕組みです。
最大70歳まで繰り下げられ、1ヶ月遅らせるごとに0.7%増額されます。
ただし、繰り下げるかどうかは、ご自身の健康状態や家計の状況をよく考えて決めましょう。
年金の「繰り上げ」「繰り下げ」って、よく耳にしますよね。
65歳よりも早く受け取り始めることが「繰り上げ」（60歳から可能）、
受け取り時期を遅らせることは「繰り下げ」（70歳まで可能）というんですね。
受け取り始めるのが遅い方が、もらえる月額が高くなるんだね。
でも、どちらが得かという判断はむつかしいから、専門家に相談するのもいいかもしれないね。
まとめ：専業主婦の方へのアドバイス
専業主婦の年金制度は、今後変更される可能性が高いです。
でも、あわてずに、以下のことを心がけましょう：
- 情報をこまめにチェックする
- 家計の見直しを行う
- 可能であれば、働き始める（収入を増やす）ことを検討する
- 老後の資金計画を立てる
先行きがわかりにくい時代、不安はぬぐい切れないかもしれないね。
だけど、いっしょに乗り越えていこう！
わからないことがあれば、年金事務所や専門家に相談するのも良いですね。
私たちの未来がよりよいものとなりますように！
いっしょにがんばりましょう♪
参考URL：
https://mainichi.jp/articles/20241018/k00/00m/040/259000c
https://mynavi-ms.jp/magazine/detail/001252.html
https://www.saisoncard.co.jp/topic/entry/sin_nisa_2404_2/
